HARDWARE
検査の自動化が困難を極めるのは、検査したい欠陥は多様にあり、一つのセンサーですべてを検知することは現実的に無理だからです。 欠陥の種類によって、センサーをわけて検知していると時間とコストがかかり、結果、検査の自動化実現の大きな障壁となります。 光コム方式によるセンサーは、非常に幅広い範囲に欠陥検出を可能としますが、それでも光コムセンサーと光学カメラではその検知能力において補完関係があります。 たとえば、3次元形状のないシミは光学カメラでは検知できる一方で、光コムセンサーでは検知できません。また、同じ素材による異物は色差がほとんどないために光学カメラでは検出できない一方で 、光コムセンサーにて検知できます。
そこで、光コムセンサーと光学カメラを組み合わせたハイブリッド方式にてこの補完関係を利用して幅広い欠陥検知を実現させることを可能とします。 また、光学カメラの高速性を活かして、過検出気味に光学カメラにて欠陥検知し、検知された欠陥のみを光コムセンサーにて検知させることにて大幅なサイクルタイム短縮を実現しながら、 自動検査を実現することも可能とします。
Problem
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Function
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カメラによる画像検査を実施し、異常のある箇所のみ光コムスキャナによる定量検査を実施することでタクトタイムを削減します。製造インラインに組み込み可能なソリューションです。
広範囲対応可能な光学カメラにて製品全体の瑕疵を検出します。
光学カメラで検出されたキズ・バリの位置を元に品質管理基準にあったものか定量的な検査を実施します。
Specification
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Hardware
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OptoCombの光コム3次元センサーはノーベル賞技術「光コム」を世界で初めて産業応用し実現した製品です。同軸光学系での計測、長いワーキングディスタンス、500kHzでの高速なデータ取得、1μm の高さ分解能により自動検査に理想的な3次元検査ソリューションを提供します。インラインへの搭載で凹凸の大きな複雑形状に対する寸法検査・外観検査の自動化を可能とします。
光コム3次元センサーを活用した3次元検査装置のベースモデルです。XYZのステージによってワーク上面を検査します。凹凸のある鋳造製品の加工面など複雑形状部品の外観、形状、寸法検査が1度の測定で可能です。小型ワークを複数並べての同時検査など幅広い用途で活用できます。
光コムレーザーを使った高速ヘリカルスキャンで部品内面の検査を高精度で可能にしました。既存の内面検査装置と異なり、1本のスピンドルで幅広い直径に対応。外観、形状、寸法を位置度の測定で自動検査が可能です。汎用的な卓上検査装置からインラインでの全数検査まで対応が可能です。
OptoComb 360 は、光コム3次元センサーと回転ステージを組み合わせて対象物を 360° スキャンする独自の検査システムです。このシステムにより、OptoComb は新しい外観検査および寸法検査ソリューションを追加しました、回転対称性を持つスプールやその他の構造の外面を高精度で測定できます。
光コム3次元センサーと 45° ミラーと組み合わせ、高精度測定と独自の同軸構成を活用し 、穴の内壁や複雑な円筒構造を数秒で検査できます。
12メガピクセルの光学カメラと高精細S40タイプの光コムセンサを搭載したハイブリッド検査ソリューション。カメラによる高速な外観検査と検出した欠陥の光コムでの高精度な3D欠陥情報の取得で中・大型部品の自動検査において短いタクトと欠陥の高精度な解析を両立させる提案が可能となります。
OptoComb SA(上面検査装置)に画像カメラ、AIを搭載したモデルです。画像カメラによる撮像、AIによる欠陥候補の検出を高速で行い、AIで検出した欠陥候補を光コム3次元センサーで測定。測定した箇所はルールベースで3次元定量化を行い、完全な3次元定量検査を高速に実行します。
ロボットアームに画像カメラ、光コム3次元センサー、AIを搭載した自動外観検査の最上位ソリューションです。画像カメラ、AIによる欠陥候補の検出を高速に行い、欠陥候補を光コム3次元センサーで測定します。ロボットアームを活用することで大型複雑形状ワークの多面検査に対応します。
光コム発生器は光コムレーザーを発生させる装置です。研究用途などで光コムレーザーそのものを活用したい場合に最適です。温調付きのため周囲温度に左右されずに安定した光コムレーザーをお使いいただけます。